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外構・エクステリア

庭リフォームの費用相場|種類別の工事費・施工例と業者選びのポイント

庭のリフォームにかかる費用は、工事の種類と施工範囲によって10万円台から数百万円まで幅があります。雑草対策のためにコンクリートを打ちたいのか、芝生を張り直したいのか、ウッドデッキを新設したいのかで、費用も施工業者の選び方も変わります。

30坪(約100㎡)程度の庭全体を本格的に整備する場合、合計100万〜250万円程度が目安になります。一方、部分的な工事(砂利敷き・防草シート設置など)なら10万〜30万円程度で対応可能です。

この記事では庭リフォームの工事種別ごとの費用相場、施工例別の費用目安、業者選びのポイントと注意点を整理します。

庭リフォームの種類と費用目安一覧

庭リフォームは大きく「地面の仕上げ」「構造物の設置」「緑化・植栽」「雑草・防水対策」の4カテゴリに分かれます。

工事種別費用の目安(㎡あたり)耐用年数特徴
コンクリート打ち5,000〜10,000円/㎡20〜30年管理が楽、雑草が生えにくい
砂利敷き2,000〜5,000円/㎡5〜10年(補充必要)低コスト、通路向き
インターロッキング8,000〜15,000円/㎡20〜30年デザイン性高い
タイル貼り(テラス)10,000〜20,000円/㎡15〜25年高級感あり
天然芝張り3,000〜7,000円/㎡10〜20年(管理次第)緑の景観、管理手間あり
人工芝5,000〜12,000円/㎡7〜10年管理が楽、夏の熱に注意
ウッドデッキ(天然木)15,000〜30,000円/㎡10〜20年(防腐処理込み)自然素材の質感
ウッドデッキ(人工木)18,000〜35,000円/㎡20〜30年腐りにくく管理が楽
防草シート+砂利1,500〜4,000円/㎡5〜15年雑草対策コスパ良好
植栽・庭木整備5万〜30万円以上(規模による)継続管理景観と防犯(目隠し)に効果

なお、雑草対策は地面仕上げの種類によって長期コストが大きく変わります。コンクリートや防草シート+砂利は初期費用がかかりますが、その後の管理コストは低く抑えられます。天然芝は定期的な刈り込みと施肥が必要で、管理を外注すると年間3万〜10万円程度かかることもあります。

庭の広さ別・施工例別の費用目安

10〜20㎡の小さな庭(部分リフォーム)

施工内容費用目安
防草シート+砂利敷き5万〜15万円
人工芝(一部エリア)7万〜20万円
コンクリート打ち(一部)8万〜20万円
タイルテラス(狭小)15万〜30万円

小面積の部分改修は費用を抑えやすく、雑草が繁茂しやすい箇所への防草シート+砂利は費用対効果が高い選択です。

30〜50㎡(中規模の庭全体)

施工内容費用目安
砂利+防草シート(全面)10万〜25万円
人工芝(全面)20万〜50万円
天然芝(全面)15万〜35万円
コンクリート打ち(全面)20万〜50万円
ウッドデッキ(8〜12㎡)+砂利30万〜70万円

この規模では、ウッドデッキや植栽との組み合わせで「くつろげる庭」を整備するケースが増えます。

100㎡前後(30坪前後の庭・全体計画)

施工内容費用目安
防草シート+砂利(全面)25万〜60万円
人工芝+コンクリート(ゾーン分け)60万〜120万円
本格ガーデニング(植栽+芝+デッキ)100万〜250万円
造園・庭石・池を含む本格和風庭園150万〜500万円以上

100㎡超の庭を本格整備する場合、造園業者に設計から依頼するケースが増え、費用も大きく変動します。

よく選ばれる工事の詳細

防草シート+砂利敷き

雑草対策として最もコスパが高い選択です。施工単価は㎡あたり1,500〜4,000円程度で、30㎡なら5万〜12万円程度です。

防草シートは織布・不織布・合成樹脂製など複数の種類があり、耐用年数は3〜15年と幅があります。安価なシートは数年で劣化・破れが生じ、雑草が貫通してくるケースもあるため、品質の高い素材(耐用年数10年以上のものが推奨)を選ぶことが長期的には経済的です。

コンクリート打ち(土間コン)

一度施工すれば雑草がほぼ生えず、管理の手間が最も少ない仕上げです。駐車スペースや通路によく使われます。㎡あたり5,000〜10,000円が相場で、30㎡なら15万〜30万円程度です。

デメリットは夏の照り返しが強くなること、施工後の変更が難しいことです。庭全体をコンクリートにすると雨水の排水計画が必要になる場合があり、排水設備の追加工事が発生することもあります。

人工芝

近年、管理の楽さから人気が高まっています。㎡あたり5,000〜12,000円で、30㎡なら15万〜35万円程度。天然芝に比べてメンテナンスが少なく、年間の管理コストを大幅に削減できます。

注意点は、夏の表面温度が上昇すること、高品質品でも7〜15年程度で交換が必要になること、既存の土の排水処理が不十分だと下が蒸れることです。品質は製品によって大きく差があるため、施工業者の品質保証と耐久性スペックを確認することが重要です。

ウッドデッキ

庭とリビングを繋ぎ、屋外でくつろぐ空間を作りたい場合に選ばれます。天然木(ウエスタンレッドシダー・イタウバなど)と人工木(樹脂製)で価格・耐久性が異なります。

種別費用(8〜12㎡)耐用年数特徴
天然木20万〜45万円10〜20年自然な質感、定期的な塗装が必要
人工木25万〜55万円20〜30年腐食しにくく管理が楽

設置費用とは別に、基礎工事(束石・コンクリート基礎)が5万〜15万円程度必要になります。外構工事全体との組み合わせで発注すると、それぞれを個別に頼むより費用を抑えられることがあります。

外構全体の費用については外構工事の費用目安で詳しく解説しています。

外構工事は、業者によってデザイン提案力・施工品質・価格が大きく異なります。外構・エクステリアの無料一括見積もりで複数社のプランを比較すると、予算内で理想に近い仕上がりを実現しやすくなります。

庭リフォームの費用を左右する要素

同じ工事内容でも、以下の条件で費用が変わります。

現況の撤去・整地費用

雑草が繁茂している、古い砂利が敷いてある、庭石が複数ある、というケースでは整地費用が追加されます。状況によって5万〜30万円以上かかることもあります。見積もりを取る前に現状の写真を業者に見せると、整地費用の見積もり精度が上がります。

土の入れ替え・客土

表面仕上げだけでなく、土の質が悪い(粘土質・水はけが悪い)場合は客土(良質な土の追加)が必要になることがあります。10〜30㎡の範囲で5万〜15万円程度の追加費用が目安です。

排水設備の有無

コンクリートや人工芝は雨水を地面に浸透させにくいため、排水設備(U字溝・排水管)の設置が必要になることがあります。排水整備が不要な天然芝・砂利と比べると、この分の費用が加算されます。

アクセス・搬入の難易度

狭い通路しかない庭、重機が入りにくい立地は、人力作業の割合が増え費用が上がる場合があります。敷地条件を事前に業者に伝えておくことが重要です。

業者の選び方

庭リフォームは、外構専門業者・造園業者・ホームセンターの外構部門・ハウスメーカー系の外構会社など、依頼先の選択肢が複数あります。

依頼先向いている工事特徴
外構専門業者コンクリート・デッキ・フェンスなど構造物中心施工精度が高い、見積もりの明細が出やすい
造園業者植栽・庭石・和風庭園など緑化・景観中心植栽の知識が豊富、デザイン提案力が高い
ホームセンター系小規模な砂利・防草・芝など費用が安いケースあり、施工品質に差が出やすい
ハウスメーカー外構新築時の外構整備建物との一体感があるが費用がやや高め

複数の業者から見積もりを取ると適正価格を把握しやすくなります。見積もりの比較方法については外構見積もりの取り方も参考になります。

業者選びで確認したいポイントは以下の通りです。

庭リフォームを依頼するなら外構業者と造園業者のどちらが良いですか?

工事内容によって得意分野が異なります。

コンクリートや人工芝、ウッドデッキ、フェンス、砂利敷きなど「構造物・地面仕上げ中心」の工事は外構専門業者が向いています。施工精度が高く、見積もりの明細も出やすい傾向があります。

一方、樹木の植栽、庭石の配置、和風庭園の設計・施工など「緑化・景観デザイン中心」の工事は造園業者が適しています。植物の管理知識や庭のトータルデザインに強みがあります。

両方の要素が含まれる場合は、見積もりの際に「得意分野と対応可能な工事内容」を確認し、実績写真を見て判断することを勧めます。

DIYで庭リフォームをするとどのくらい費用が変わりますか?

砂利敷きや防草シート設置などの作業は、材料費のみで対応できることもあります。㎡あたりの材料費は1,000〜3,000円程度で、30㎡なら3万〜10万円程度です。業者依頼と比べると半額以下に抑えられる場合があります。

ただし、コンクリート打ちやウッドデッキ設置は施工精度が必要で、DIYで仕上がりが悪いと排水不良や強度不足が後から問題になります。また、材料の廃棄・処分費が別途かかることも計算に入れる必要があります。

手間のかかる基礎工事・整地は業者に依頼し、仕上げ(砂利敷き・芝張りなど)をDIYで行うハイブリッド方式も選択肢のひとつです。

庭リフォームの工事期間はどのくらいですか?

工事の規模と内容によって大きく変わります。

工事内容目安の工期
防草シート+砂利(30㎡)1〜2日
人工芝(30㎡)2〜3日
コンクリート打ち(30㎡)3〜5日
ウッドデッキ設置(10㎡)2〜4日
庭全体の本格整備(100㎡)1〜3週間

工期中は庭への出入りが制限されたり、資材が仮置きされる期間があります。家庭菜園・植木の移動が必要な場合は、工事前に業者と段取りを確認しておくことを勧めます。

庭リフォームで使用できる補助金はありますか?

庭リフォーム単独での補助金は、自治体によって緑化推進・雨水浸透対策などを目的とした助成制度が設けられているケースがあります。ただし全国一律の制度ではなく、市区町村の担当窓口(緑化推進担当・環境担当など)への確認が必要です。

建物本体のリフォームとあわせて実施する場合、国の「長期優良住宅化リフォーム推進事業」や「子育てエコホーム支援事業」の対象となる工事を組み合わせることで、補助金を活用できる可能性もあります。詳細はリフォーム補助金2026年版まとめを参照してください。

まとめ

庭リフォームの費用は工事内容と施工範囲によって大きく変わります。部分的な雑草対策なら10万〜30万円、30坪程度の庭全体を本格整備するなら100万〜250万円が目安です。

工事種別では、コスパ重視なら防草シート+砂利、管理を楽にしたいなら人工芝、くつろぎ空間を作りたいならウッドデッキ、長期管理コストを最小化したいならコンクリートが選択肢になります。

費用を適正に把握するには、複数の業者から見積もりを取り、整地費用・材料費・施工費が明記された内訳で比較することが基本です。業者選びのポイントとして、施工実績・材料の品質・保証内容の確認を徹底してください。

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