メインコンテンツへスキップ
PR

当サイトは広告を掲載しています。アフィリエイトリンク経由のお申込み成約時に、運営会社から成果報酬を受領します。広告・PRポリシー

注文住宅

注文住宅の収納アイデア20選|間取り段階で決めるべき収納計画と失敗例

注文住宅の収納アイデアは、間取りを決める段階で計画に落とし込まないと効果を発揮しません。自由設計の強みは「好きな場所に好きなサイズの収納をつくれること」にありますが、具体的なイメージのないまま打ち合わせを進めると、入居後に「あの場所にも収納がほしかった」「奥行きが合わなくて使えない」という後悔が生まれます。

国土交通省「住生活基本計画」では、豊かな住生活の実現に必要な面積水準として延床面積に対する収納率の目安を示しており、戸建住宅では延床面積の12〜15%が収納スペースの目安とされます。ただし家族の人数や持ち物の量で必要な収納量はまったく異なるため、数値だけでなく「何をどこにしまうか」を設計前に棚卸しすることが重要です。

この記事では、注文住宅の収納を場所別に20のアイデアとして紹介し、必要量の計算方法、間取り段階のチェックリスト、ありがちな失敗パターンまで整理します。

玄関まわりの収納アイデア(4選)

1. ウォークスルーシューズクローク

玄関ホールからファミリー玄関を経由して室内に入れる動線型のシューズクロークです。靴を脱いでそのまましまいながら通り抜けられるため、来客用の玄関は常にすっきりした状態を保てます。1.5〜2畳を確保し、可動棚を10段程度設置すれば家族4人分の靴60足以上を収納可能です。

2. 土間収納(外用品の大型収納)

シューズクロークと隣接して、ベビーカー・アウトドア用品・スポーツ道具・自転車を置ける土間収納を設けるアイデアです。土間仕上げなら汚れを気にせず出し入れでき、コンセントを設置しておけば電動自転車の充電場所にもなります。1畳程度でも確保すると、玄関に物が溢れる状況を防げます。

3. コート掛け付き玄関収納

玄関の壁面にコートやジャケットをハンガーで掛けられるスペースを設けると、リビングに上着を持ち込まなくなります。奥行き40cm・幅90cm程度の収納を玄関ホールの壁に埋め込むと、動線を邪魔せずに設置可能です。

4. 玄関ベンチ下収納

靴を履くためのベンチを造作で設け、その座面下を引き出し収納にするアイデアです。靴べら、スリッパの予備、宅配用の印鑑などをしまっておけば、玄関まわりの小物が散らかりません。

注文住宅の間取りで後悔した失敗例では、玄関収納が小さすぎて失敗したケースも紹介しています。

リビング・ダイニングの収納アイデア(4選)

5. リビング壁面収納(造作本棚)

リビングの壁一面を天井まで使う造作収納は、本・書類・家電・ディスプレイ雑貨をまとめて収まります。奥行きは30cmあれば文庫本から大判のアルバムまで対応可能です。テレビを壁掛けにして中央にAV機器スペースを設ければ、テレビボードが不要になり床面を広く使えます。

6. 小上がり収納

リビングの一角を40cm程度高くした小上がりスペースは、その下をすべて引き出し収納にできます。3畳の小上がりであれば、押し入れ1個分以上の容量を確保可能。季節家電、来客用の座布団、子どもの玩具を収める場所として実用性が高いです。

7. 階段下収納

階段下のデッドスペースは活用しない手はありません。高さが不規則なため、掃除機やルンバの充電基地、季節行事の飾り物、防災グッズの保管場所として区分けするのが有効です。ロボット掃除機の基地にする場合はコンセントの設置を忘れないようにしてください。

8. ダイニング収納(文具・薬箱・書類)

ダイニングテーブルの近くにカウンター型の収納を設けると、文具・薬・学校からのプリント・郵便物を定位置に集約できます。リビングダイニングは「つい置きっぱなしにする物」が集まる場所なので、一時置き場を仕組みとして用意することで散らかりを防止できます。

キッチンの収納アイデア(4選)

9. パントリー(食品庫)

キッチン背面や横に設けるパントリーは、食品ストック・調味料・日用品の買い置きを一箇所にまとめられます。奥行きは30〜40cmが使いやすく、それ以上深いと奥のものが取り出しにくくなります。扉なしのオープンタイプにすれば、一目で在庫がわかり補充のタイミングを逃しません。1畳あれば2週間分の食料品と日用品のストックを十分に収められます。

10. 背面カップボード(家電収納一体型)

キッチンの背面壁に天井まで届く造作カップボードを設け、電子レンジ・炊飯器・トースターの収納スペースをあらかじめ組み込むアイデアです。家電用のコンセント位置と蒸気排出の換気を設計段階で計画しておくと、入居後に延長コードだらけになる問題を回避できます。

11. 引き出し型キッチン収納

シンク下やコンロ下をオープン棚ではなく引き出し型にすると、鍋・フライパンを重ねずに収納でき、奥の物も取り出しやすくなります。システムキッチンの標準仕様で選べることが多いですが、造作キッチンの場合は明示的に指定しないと開き戸になるケースがあります。

12. ゴミ箱スペースの確保

キッチン設計で見落としがちなのがゴミ箱の定位置です。自治体の分別ルールに合わせて3〜5個のゴミ箱が必要になりますが、間取り図にゴミ箱を描き込まずに進めると置き場所がなくなります。カップボードの下段をオープンにしてゴミ箱スペースにする、シンク下に分別ワゴンを組み込む、といった方法を設計段階で決めておいてください。

寝室・子ども部屋の収納アイデア(4選)

13. ウォークインクローゼット(WIC)

寝室に隣接するWICは衣類収納の定番です。家族2人分であれば2畳、4人分であれば3〜4畳が目安。ハンガーパイプを2段にして上段にジャケット・シャツ、下段にボトムスを掛けると、面積あたりの収納量が増えます。通路幅は60cm以上を確保しないと奥の衣類に手が届きにくくなります。

14. ファミリークローゼット

個室ごとにクローゼットを設けるのではなく、洗面室や洗濯動線上にまとめて設置するファミリークローゼットは、洗濯物を畳んでしまう動線を大幅に短縮します。「洗う → 干す → たたむ → しまう」が一直線上に並ぶ配置が理想で、室内干しスペースと隣接させると雨の日の洗濯も楽になります。

15. 子ども部屋の可動間仕切り + 共用収納

子ども2人で将来的に部屋を分割する前提なら、間仕切り壁の両面に棚を造作する方法が有効です。分割前はオープンな遊び場として使え、成長後は壁で仕切って各自の収納にできます。棚の奥行きは30cmにしておけば、教科書・図鑑・ランドセルがちょうど収まります。

16. 枕元ニッチ収納

寝室のベッドヘッド側の壁に奥行き15cm程度のニッチ(くぼみ)を設けると、スマートフォンの充電器・目覚まし時計・就寝前の本を置けます。ナイトテーブルを置くスペースが不要になるため、狭い寝室でもベッド周りがすっきりします。

注文住宅の打ち合わせで決めることでは、収納を含む設計打ち合わせの進め方を整理しています。

洗面所・サニタリーの収納アイデア(4選)

17. 洗面台横のリネン収納

洗面室にタオル・バスタオル・下着類をしまえる収納があると、入浴時に別の部屋まで取りに行く手間がなくなります。奥行き40cm・幅60cm・高さ180cm程度の棚を洗面台の横に確保すれば、家族4人分のタオルと着替えを十分に収められます。可動棚にすると、洗剤やシャンプーのストックも一緒に管理できます。

18. 洗濯機上のオープン棚

洗濯機の上部空間は見落とされやすい収納スペースです。ランドリーラックを後付けする家庭も多いですが、造作のオープン棚を最初から設計に組み込めば、耐荷重と見た目の統一感が段違いです。洗剤・柔軟剤・ハンガー・洗濯ネットをまとめて収納できます。

19. 脱衣室のランドリーバスケット収納

脱衣室に汚れ物を入れるバスケットの定位置を設けておかないと、床に直置きされて見た目も衛生面も気になります。洗面台の下や脱衣棚の一角にバスケットがぴったり入る空間を計測して設計に反映してください。

20. トイレ内の壁埋め込み収納

トイレットペーパーの予備・掃除用品・サニタリー用品は、トイレ内に収納があるとわざわざ持ち運ぶ必要がなくなります。壁厚を利用した埋め込み収納であれば、トイレ室内の面積を圧迫しません。奥行き12〜15cm・幅40cm程度のニッチで十分収まります。

必要収納量の計算方法

注文住宅の収納計画で最初にやるべきは、「自分たちにはどれだけの収納が必要なのか」を定量的に把握することです。

収納率の計算式は「収納面積 / 延床面積 x 100」です。戸建住宅では12〜15%が一般的な目安ですが、この数字だけに頼ると実態と合わないことがあります。

具体的な手順としては、現在の住まいにある収納をすべてリスト化します。押し入れ・クローゼット・下駄箱・パントリー・物置を対象に、幅 x 奥行き x 高さを実測して容量を出してください。そのうえで、現在の収納で足りていない項目、新居で増やしたい物(アウトドア用品、子どもの学習道具、季節家電など)を書き出し、不足分を上乗せします。

延床面積35坪の住宅で収納率13%を確保すると、収納面積は約15畳相当になります。ウォークインクローゼット3畳、パントリー1畳、玄関収納2畳、各居室のクローゼット合計5畳、階段下・洗面室・トイレ等の小収納で4畳という配分例が考えられます。

注文住宅の予算の決め方では、収納を含む設備への予算配分の考え方もまとめています。

間取り段階で確定すべき収納チェックリスト

設計の打ち合わせが進むにつれて、収納の仕様を後から変更するのは難しくなります。以下の項目は間取り確定前にチェックしてください。

各収納の「何を入れるか」が決まっているか。用途が不明な収納は入居後にデッドスペースになりがちです。

奥行きは収納物に合っているか。布団は80cm、衣類ハンガーは60cm、日用品棚は30〜40cm、靴は35cmが基準です。用途に合わない奥行きの収納は、入れたい物が入らないか、奥が無駄になります。

コンセントの有無を確認したか。掃除機の充電、Wi-Fiルーター、ロボット掃除機の基地、家電収納スペースにはコンセントが必要です。壁を閉じてからでは増設が困難なため、設計段階で指定してください。

棚は可動式か固定式か。子どもの成長や生活スタイルの変化に応じてレイアウトを変えるなら可動棚が有利です。造作の固定棚は見た目がすっきりしますが、将来の使い方が限定されます。

扉の開閉方向と動線に干渉しないか。収納の扉を開いたときに廊下やドアと干渉する配置は、図面上では見落としやすい問題です。開き戸の場合は扉の軌跡を間取り図に描いて確認してください。引き戸やロールスクリーンにすると干渉の問題は解消します。

照明は必要か。ウォークインクローゼットやパントリーのように人が入る収納には照明が要ります。人感センサー付きのLEDにすると、両手がふさがっているときにスイッチを操作する必要がなくなります。

換気は確保されているか。シューズクロークや土間収納は湿気がこもりやすいため、小型の換気扇か24時間換気の給排気口を設ける必要があります。収納内にカビが発生すると収納物ごと被害を受けるため、湿気対策は設計段階で完了させてください。

よくある収納の失敗例と対策

失敗1 — 収納の「数」は多いが「量」が足りない

各部屋に小さなクローゼットを分散させた結果、合計の収納面積は延床面積の10%を切っていた、というケースです。収納の箇所数ではなく、合計面積と容量で評価することが重要です。設計図面に収納面積の合計を記載してもらい、収納率を確認してください。

失敗2 — 収納の奥行きが画一的

すべてのクローゼットが奥行き80cmで統一されていたために、日用品を収めるには深すぎ、布団を入れるには足りるが衣類にはデッドスペースが出る、という問題です。収納は場所ごとに入れる物を決め、それぞれ適切な奥行きを指定する必要があります。

失敗3 — リビングに収納がない

「リビングは広くしたい」と優先した結果、リビングに収納を設けず、リモコン・文具・書類・薬・充電器があちこちに散乱する状態になるケースは非常に多いです。リビングにはカウンター収納やテレビ壁面の一部を使った収納を最低1箇所は確保してください。

失敗4 — 可動棚にしなかった

固定棚にしたために、棚板の間隔が合わず空間が無駄になっている収納です。特にパントリーやシューズクロークは、収納物のサイズが不揃いなので可動棚にしておくと柔軟に対応できます。

失敗5 — 動線から外れた位置に収納をつくった

使う場所から離れた位置の収納は、わざわざ取りに行くのが面倒で使わなくなります。「使う場所にしまう」が収納計画の原則です。掃除機はリビングの近く、コートは玄関の近く、タオルは洗面室の近くに配置するのが基本です。

注文住宅の流れ・スケジュールでは、収納計画を含む打ち合わせの全体像を確認できます。

収納計画を成功させるための3つの考え方

1つ目は「将来の暮らしの変化」を見込んで余白を残すことです。子どもの成長、趣味の変化、在宅勤務の増減など、5年後・10年後の生活は現在とは異なります。すべての収納を現時点の持ち物でぴったり設計すると、増えた分の行き場がなくなります。各収納に2〜3割の余白を見込んでおくと、変化に対応しやすくなります。

2つ目は「出し入れの頻度」で収納の配置を決めることです。毎日使うものは腰から目の高さ(ゴールデンゾーン)、週に数回使うものは上段と下段、年に数回しか出さないもの(季節家電・行事用品)は天袋や屋根裏に、という優先順位をつけると、日常のストレスが大幅に減ります。

3つ目は「隠す収納」と「見せる収納」を使い分けることです。生活感の出る日用品は扉付きの収納にしまい、インテリアとして映える本や雑貨はオープン棚に並べる、という使い分けが空間のメリハリを生みます。すべて隠すと無機質になり、すべて見せると雑然とするため、バランスの設計が大切です。

複数のハウスメーカーから間取り提案を受けて収納計画を比較検討すると、自分たちでは思いつかなかったアイデアが見つかることがあります。

タウンライフの家づくり計画書では、間取り・資金計画・土地探しの提案を複数社から無料で受け取れます。収納計画も含めて比較検討したい方は活用してみてください。

注文住宅の収納は間取り段階で計画しないと後からの変更が困難です。複数のハウスメーカーから間取り提案を無料で受け取ることで、収納の配置と量を比較検討しやすくなります。
注文住宅の収納率はどのくらいが理想ですか。

延床面積の12〜15%が一般的な目安ですが、家族構成や持ち物の量によって必要量は異なります。設計前に現在の住まいの収納量を棚卸しして、不足分を上乗せする方法が確実です。趣味の道具やアウトドア用品が多い家庭では15%でも足りないことがあります。

ウォークインクローゼットとウォークスルークローゼットはどちらがよいですか。

WICは行き止まりの独立部屋型で、WTCは通り抜けできる動線型です。衣類を大量に収納したいならWIC、洗濯動線を短くしたいならWTCが向いています。WTCは通路分のスペースを取るため、同じ面積なら収納量はWICのほうが多くなります。

パントリーは何畳あれば足りますか。

1畳(約1.65m2)あれば2週間分の食品ストックと日用品の買い置きを十分に収められます。コストコなどで大量買いする家庭や食品のまとめ買い頻度が高い場合は1.5〜2畳を確保するとゆとりが出ます。奥行きは30〜40cmにして、奥の物が見えるようにするのがポイントです。

収納の扉は引き戸と開き戸のどちらがよいですか。

引き戸は扉の開閉スペースが不要で廊下やドアとの干渉が起きにくいメリットがあります。開き戸は密閉性が高く、コストが引き戸より安い傾向です。通路沿いや狭いスペースの収納には引き戸、密閉性を重視したいパントリーや防音の必要な場所には開き戸が適しています。

さらに詳しく検討する

注文住宅のLPで複数社プランを比較する →

このトピックの全体像は 注文住宅ガイドからご覧いただけます。

無料相談サービス

複数社のプランを比較して、納得の家づくりへ

ハウスメーカー・工務店から間取り・見積もり・土地情報を無料で一括請求できます